「ECサイトの売り上げを伸ばしたい」
「でもどうすれば売上が上がるのか分からない」
このように悩んでいる担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ECサイトの運営を初めて行う場合は、売上を伸ばす際に苦労することも多いですよね。
そこで今回の記事では、ECの売上を伸ばす基礎テクニックを5つご紹介します。
企業の成功事例についても解説しているので、合わせてご参考にしてください。
ECの売上を伸ばす基礎テクニック5選
ECの売り上げを伸ばす基礎テクニックとして大切なのが以下の5つです。
- サイトデザインを最適化する
- SEOに関する施策を実施する
- マーケティング施策を徹底する
- 効果測定・改善を行う
- かご落ちを防ぐ
いずれもECの売上を伸ばす際に必須の考え方なので、1つずつ確認していきましょう。
1. サイトデザインを最適化する
ECサイトの売上を伸ばしたいのであれば、まずはサイト全体の見やすさを向上させましょう。
見やすいサイトだと、ユーザーが滞在しやすくなり、サイト内をしっかりと見てくれます。
サイト内での滞在時間の長さは、Googleでの検索順位にも好影響を与えるので重要なポイントです。
そこで、サイトデザインを最適化する場合は以下のポイントを意識しましょう。
- 文章だけではなく、画像なども積極的に入れる
- 行間も考慮して、見やすいサイト作りを意識する
- 商品やサービスの写真を入れて、イメージしやすくする
これらの対策を行って、自社のECサイトデザインを改善することが大切です。
株式会社SOUNEでは、サイトデザインの調整はもちろん、写真撮影やイラスト制作も行っています。
一括でご依頼することも可能なので、ぜひ一度ご相談ください。
2. SEOに関する施策を実施する
ECサイトの売上を伸ばしたいのであれば、Googleの検索順位を上げる施策であるSEOを行いましょう。
検索順位が上がることで、よりユーザーが流入しやすくなるので、さらなる集客率アップに繋がります。
ただ、SEOの効果が出るのは時間がかかるので、中長期的な目線が必要です。
短期で成果が出る広告運用などの集客施策も同時に行い、確実な集客強化を図りましょう。
3. マーケティング施策を徹底する
ECサイトが取り組むべきマーケティング施策は、以下のように多く存在します。
- 広告運用
- メルマガ配信
- SNS運用
- キャンペーンの実施
これらの施策を行うことで新規集客はもちろん、リピーター獲得も可能です。
リピーターを育てることで、顧客から生涯にわたって得られる利益であるLTV(顧客生涯価値)の向上にも繋がります。
自社でマーケティング施策を行うノウハウやリソースが不足している場合は、外部に依頼することも検討してみましょう。
4. 効果測定・改善を行う
ECサイトの売上をより確実にあげたいのであれば、定期的な効果測定や改善を行いましょう。
サイトの改善を行わない限り、売上のアップには繋がりません。
ECサイトの改善点を効果測定で洗い出す場合は、以下のポイントを確認しましょう。
- PV数
- 滞在時間
- 離脱率
- 流入経路
- サイト訪問者の属性
これらのポイントを把握して、ユーザーの特性、問題点を洗い出して改善案を検討していきましょう。
5. かご落ちを防ぐ
お申込みフォームまで到達したユーザーが離脱してしまう「かご落ち」は何としてでも防ぎましょう。
購買意欲の高いユーザーを離脱させてしまうと、売上に影響してしまうからです。
- 申し込みページの情報量が多くて分かりづらい
- 申し込み時の入力項目が多すぎる
- 申し込みページの動作が重い
このような原因があると、かご落ちが発生しやすいです。
かご落ちが発生してしまうと、機会損失に繋がってしまうので、お申し込みフォームに問題がないかチェックして改善を図りましょう。
【知らないとヤバい】ECを運営する上での4つの注意点
ECを運営する場合は、以下の4つのポイントに注意しましょう。
- 予算を超えないように集客対策を行う
- 競合調査に力を入れる
- アフターフォローを徹底する
- 自社で行き詰まっている場合は外注も検討する
これらの注意点を無視してしまうと、思ったように売上が伸びない場合があります。
1. 予算を超えないように集客対策を行う
集客対策を多く行うことで、その分、集客率のアップに繋がります。
ただ、予算を超えてしまうと、ECサイト運営を続けることが難しくなってしまうでしょう。
そのため、予算と照らし合わせながら、自社に必要な集客対策のみ行う必要があります。
費用対効果なども確認しながら、自社に合った集客対策を継続していきましょう。
2. 競合調査に力を入れる
ECサイト運営を始めるのであれば、競合調査を行うことが大切です。
競合他社がどのような運営を行っているのか確認すると、自社のECサイトが運営しやすくなります。
競合他社のECサイトをチェックする場合は、以下のポイントを意識しましょう。
- サイトデザイン
- サイト内で使用しているキーワード
- 行っているキャンペーン
- エントリーフォームの設計
これらのポイントを十分に確認して、自社で施策を行う際のヒントにしてみてください。
3. アフターフォローを徹底する
ECサイトの売上を伸ばしたいのであれば、アフターフォローを徹底してリピーター獲得を図りましょう。
商品が売れたのに、そのまま何のフォローもしないままだと、顧客からの興味関心が損なわれてしまいます。
そこで、リピーターにする可能性を高めるためにも、以下の施策を行いましょう。
- 商品レビューを促すメールの送信
- クーポン配信
- ご不明点などの確認メール
これらの対策を行い、顧客からの信頼度を高めて、リピーター化することが大切です。
4. 自社で行き詰まっている場合は外注も検討する
ECサイトの集客、運営をすべて自社で行おうとすると、大量のリソースが必要になる場合があります。
その結果、行き詰ってしまい、思ったような成果が出ないこともあるでしょう。
もし、自社でのECサイトが厳しく、なかなか成果が出ないという場合は外注も検討するのがおすすめです。
株式会社SOUNEでは、ECサイトの構築、集客、改善などをまとめて依頼できます。
過去に大企業から個人事業主まで、200サイト以上のサイト制作を行ってきた実績もあります。
常に業界トレンドを心掛けてサービスを行っているので、ご興味がある場合はぜひ、一度ご相談ください。
EC運営企業の成功事例3選
EC運営を行っている企業の成功事例として、以下の3つをご紹介します。
- 株式会社ユニクロ
- 株式会社ZOZO
- 株式会社資生堂
いずれもECサイト運営で高い実績を出している事例なので、1つずつチェックしていきましょう。
1. 株式会社ユニクロ
国内外で有名なファストブランドショップを運営する株式会社ユニクロですが、ECでも高い実績を生み出しています。
2020年3月~5月期において、ECの業績で前年比147.7%を達成しており、自社の売上アップに繋げることに成功しました。
店舗、アプリ、EC、広告運用を行い、経路を意識させずに販売促進に繋げたのです。
商品を着る際のイメージを検索できるアプリ「StyleHint」もリリースしており、多くのファンから高い評価を獲得しています。
2. 株式会社ZOZO
株式会社ZOZOは、国内で有名なファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営する会社です。
ZOZOTOWNでは、かご落ちを防ぐためにカートまでのアクションを最短化しています。
- サイズの選択
- 色の選択
- カートに入れる
これらの手順をワンクリックで選択できるようにしているので、顧客の離脱を防ぐことに成功しています。
3. 株式会社ニトリ
株式会社ニトリは、国内でも有名な家具販売店である「ニトリ」を運営する会社です。
EC事業の成長率が高く、2020年2月期の決算発表にて売上が前期比の14.6%増になっています。
オンラインからオフラインへ購買行動を促す施策に力を入れているのが、成功要因の1つと言えるでしょう。
商品の画像検索機能、店内図の検索機能を強化し、ユーザービリティを高めることで店舗への送客効果がアップしました。
EC事業では海外顧客に向けた施策も行っており、今後もますます発展していくことが期待されています。
まとめ
EC事業の売り上げをアップするためには、基礎的な対策を行うことが大切です。
集客施策はもちろん、サイトデザインの改修も重要なポイントと言えるでしょう。
それぞれの対策に共通しているのは「顧客に便利なサービスを提供する」ということです。
不便なECサイトのままだと、離脱率が上がり、ファンの定着も実現しません。
今回の記事の内容を基に、ECサイトの施策強化を行って対策を図りましょう。
株式会社SOUNEでは、ECサイトの戦略立案~改善まで一括でご依頼できます。
写真撮影やイラスト製作など細かい部分まで対応しているので、ご興味がある場合はぜひ一度ご相談ください。
コメント